プログラミングやAIで課題解決 「始動人Jr.キャンプ」で中高生27人のが技術を学ぶ 群馬・前橋市

小型コンピューターの仕組みを学ぶ中高生

 デジタル技術を使って身の回りの課題解決に取り組む「始動人Jr.キャンプ」(群馬県主催)が3日、前橋市の上毛新聞社で開かれた。群馬県内の中高生27人が、IOT(モノのインターネット)に活用できる小型コンピューターなど必要な技術を学び、解決策の検討を進めた。

 中高生は1~3月に7日間の日程で参加。計6班に分かれてそれぞれ社会課題を設定し、プログラミングや生成AIを駆使した解決策を考え、試作を目指す。

 4日目の同日は、群馬大大学院理工学府の茂木和弘助教が講師を務め、小型コンピューターを使って人の移動や温度を検知する仕組みと活用法を学んだ。食品ロスや若者の政治参加など取り組む課題にどのような技術が活用できるか考えた。

 キャンプは4日も行い、最終日の3月16日に成果発表会を開く。

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