武豊火力爆発火災事故でJERAが調査委員会を設置 バイオマス燃料を貯める「バンカー」含めて原因調査へ

武豊火力発電所の爆発事故を受け、発電所を運営するJERAが調査委員会を設置しました。

爆発事故は先月31日、愛知県武豊町にある武豊火力発電所の5号機で起きたもので、火元の建屋は当時は遠隔監視していて無人で、けが人はいませんでした。

発電所を運営するJERAは原因が究明されるまで発電所の稼働を停止する方針を示していますが、5日に大学教授を招いた事故調査委員会を設置しました。

JERAはこれまで、木製のバイオマス燃料を一時的に貯めていた「バンカー」と呼ばれる高さ35メートルほどの施設付近が火元と考えられると発表していますが、調査委員会はこの「バンカー」を含め広く調査を行い、進捗に応じて適宜、調査結果を公表するということです。

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