ユーロ圏2月投資家センチメント、4月以来の高水準 4カ月連続上昇

[フランクフルト 5日 ロイター] - 調査会社センティックスが5日発表した2月のユーロ圏投資家センチメント指数はマイナス12.9と、4カ月連続で上昇し昨年4月以来の高水準となった。

ロイターがまとめたアナリスト予想のマイナス15.0を上回った。1月はマイナス15.8だった。

センティックスはドイツが引き続き経済危機にあり、ユーロ圏の景気の足を引っ張っていると指摘した。

「回復のプロセスはゆっくりと進んでいる」とし、ドイツの状況は「不安定」との見方を示した。

ユーロ圏の期待指数はマイナス5.5と、5カ月連続で改善し2023年2月以来の高水準となった。1月はマイナス8.8だった。

現況指数も前月のマイナス22.5からマイナス20.0に上昇した。上昇は4カ月連続。

調査は1─3日に1306人の投資家を対象に実施した。

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