イ・ソンギュンさんを調査した警察庁、捜査報告書の流出を認める「関係者を調査中」

写真=マイデイリー DB

イ・ソンギュンさんを麻薬投薬の疑いで調査していた警察庁が、捜査情報が流出していたことを認めた。

京畿(キョンギ)南部警察庁は本日(5日)、イ・ソンギュンさんの捜査について「捜査報告書の原本の写真が撮影されていた」とし、「どのような経緯で流出したのか、故意なのか、または過失なのかがはっきりと分かっていない。流出経緯を特定するために、家宅捜索などを通じて関係者を調査している。最大限厳重かつ迅速に捜査する計画だ」と明かした。

続いて「イ・ソンギュンさんの事件の始まりから召喚調査まで、捜査の情報が継続的に流出していた。仁川(インチョン)警察庁への召喚日などを、公に発表したことはない」と、付け加えた。

先立ってイ・ソンギュンさんが麻薬投薬の疑いで調査を受けていた当時、あるメディアは内部報告書の原本を公開したことがある。これに対し警察は、どのような経緯で流出したのかを調査している。

イ・ソンギュンさんは昨年10月に麻薬類管理に関する法律(大麻・向精神成分など)違反の疑いで立件され、警察からの調査を受けた。彼は簡易試薬検査に続き、国立科学捜査研究院の1次、2次精密鑑定でも陰性判定を受け、嘘発見器の調査を依頼するなど、一貫して容疑を否定していた。

しかし、イ・ソンギュンさんは3度目の召喚調査が終わった後、昨年12月27日午前10時30分頃、ソウル鍾路(チョンノ)区のある公園に停車した車で意識不明の状態で発見され、死亡が確認された。該当事件は公訴権なしで終結したが、警察の過度な捜査と捜査情報の流出などにより、一部からは警察に対する非難の声が寄せられている。

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