“東静岡アリーナ”基本計画策定費3,000万円を2024年度当初予算案に計上へ 6日に住民説明へ=静岡市

静岡市がJR東静岡駅北口に誘致を目指すアリーナの事業化に向け、市が2024年度の一般会計当初予算案に、基本計画策定費として3,000万円を計上する方針を固めたことが分かりました。

静岡市のアリーナ整備計画をめぐっては、2022年にJR東静岡駅北口の市有地を選定し、民間主導の整備・運営を前提に検討してきました。難波喬司市長は2月4日、地元の自治会長らに2回目の説明会を開き、アリーナ建設を見据えた「まちづくり協議会」を設置する方針を示しました。周辺住民からは交通渋滞を懸念する声が挙がっていて、道路状況の対策を中心に、難波市長自ら説明を行いました。

こうした中、静岡市は2月5日、2024年度の一般会計当初予算案に、アリーナの基本計画を策定するための経費として、3,000万円を計上する方針を固めたことが、関係者への取材で分かりました。2月6日にあらためて地元住民に説明する予定で、了承が得られれば、2月議会で議論されます。

また、静岡市は、アリーナ建設に伴う駅周辺のまちづくり整備に関する検討費として、基本計画策定費とは別に、3,000万円を計上する方針です。長年議論が続いていたアリーナ構想は、2024年度、本格的に動き出します。

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