SG、女優 水野絵梨奈出演の「Curse of Love」MV公開 黒い水の中“愛の呪い”を全身で表現

SGが、2月7日0時に新曲「Curse of Love」のMVを公開する。

MVには、もともとSGのTikTok視聴者であり、海外留学を経てダンサー、コレオグラファーとしても活躍する女優の水野絵梨奈が出演。極寒の中、白い衣装で全身を黒い水に浸しながら渾身の演技を披露した。「個人的な独りよがりな愛ではなく、その感情と向き合っている際の結論のない苦しさを、視聴者それぞれの体験として想起させる」をコンセプトに、「Curse of Love(愛の呪い)」を表現し、「幸せだった記憶、言葉、匂いなどが、失った後に呪いのように心に棲みついて離れない、致死量の幸せ」として切ないトーンで描きつつ、それでいてあまりダークになりすぎないよう何度も話し合いを重ね完成。SGと監督のこだわりが詰まった作品に仕上がった。

また、本情報の発表と同時にMVティザーがSGのYouTubeチャンネルにて公開されている。

メジャーデビュー2作目の今作は、3拍子の楽曲で心地良いリズムにピアノやストリングスの温かみあるサウンドが施されたトラックと、「思い出すと胸が痛くなるような、忘れたくても忘れられない恋心」を綴った歌詞が相まった一途で切ないラブソング。穏やかで優しく包み込むようなメロディとSGの力強い高音のハーモニーがより一層ピュアな恋心を引き出し、囁くような歌声から徐々に力強さが増していく展開によって起承転結を表現した物語のようなナンバーに仕上がっている。

なお、配信シングル『Curse of Love』のリリースは、MV公開と同日2月7日となっている。M1のオリジナルは日本語バージョンと韓国語ラップを織り交ぜた構成で、M2の「Korean Ver.」では韓国語バージョンと日本語ラップと、M1とは逆の構成で歌唱している。

■SG コメント

今回、MVに関して僕の出演はないのですが、出演しないからこそプロデューサー的立場でMVの撮影現場を見ることができました。MVの見どころの一つは、黒い水の中で光に照らされて感情を表現する水野さんの演技なのですが、楽曲のイメージや韓国語の意味などを共有し、後は水野さんご本人の表現に任せました。自分で作った楽曲を自分の想いのままに演じたことは今までも経験としてあるのですが、自分の作った楽曲を誰かのフィルーターを通して解釈してもらい、演じてもらうのが初めてだったので、あえて多くは語らず水野さんの想いのままにやってもらったことで、より素敵な作品になったと感じています。さらに、海のシーンでは、自分が海に直接入って椅子の位置を調整するなど、見え方をこだわり抜いた作品になっています。撮影2日間とも、真冬の夜に水に入る演出があり、スタッフ一同寒さに負けず、作り込んだので、多くの方に届くと嬉しいです。

(文=リアルサウンド編集部)

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