倉敷市や児島商工会議所などでつくる瀬戸内海国立公園指定90周年記念事業実行委員会は5日、同市児島駅前の同会議所で会議を開き、指定記念日の3月16日に王子が岳山頂（同市児島唐琴町）で開催する記念式典の概要や関連行事の計画を決めた。
会議には約20人が出席。式典会場は瀬戸内海を一望できる同山頂の芝生広場とし、地元小学生から募った絵はがきコンテストの表彰式などを行うことを承認。式後に一帯でスタンプラリーを実施することも決定した。
関連行事はウオーキングイベント、観光船などから景観を楽しむツアー、マルシェ、シンポジウムを計画。ウオーキングは3月31日と4月7日のほか、10月以降に3回予定している。各行事の日程や内容は今後詰める。
同公園は1934年に日本初の国立公園の一つとして指定された。10月には国、岡山県、倉敷市が合同で開く式典も計画されている。
