米、イラクに事前通告せず 2日の空爆前=国務省

[ワシントン 5日 ロイター] - 米国務省のパテル副報道官は5日、米軍が2日にイラン革命防衛隊のほか、イランが支援する武装組織に関連するイラクとシリアの標的を空爆したことについて、イラク側に事前通告していなかったと述べた。イラクには空爆直後に通告したという。

記者団に対し「イラクは、この地域の全ての国と同様、わが軍の兵士の死亡を受け、何らかの反応があることを理解していた。2日の具体的な対応については事前通告はなかった。われわれは空爆直後にイラク側に通知した」と語った。

米ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は2日、記者団に対し、米国はイラクに空爆前に通告したと述べていた。

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