きのう(5日)大雪となった関東では、路面の凍結や落雪などに注意が必要だ。きょう6日(火)も関東では午前中まで雨や雪の降る所があり、厳しい寒さが続く見込み。その他の地域は日本海側ほどスッキリしない天気となりそうだ。

関東は路面凍結や落雪に注意

　関東ではきのうの午前中から雪となり、東京23区でも積雪となった。午前5時現在の積雪の深さは東京で7センチ、横浜で3センチなどとなっている。雪の範囲はだいぶ狭まっているが、昼前までは冷たい雨や雪の降る所がありそうだ。積雪や冷え込みによって路面が凍結している所がある。すべりやすくなっているため、足元には十分気をつけて、時間に余裕を持って出かけたい。屋根からの落雪やなだれにも十分な注意が必要だ。また、東京都心の最高気温は5℃の予想で、きょうも厳しい寒さとなる見通し。

冬型の気圧配置　北風で寒さ厳しく

　きょうは日本付近は冬型の気圧配置となるため、日本海側では雲の広がる所が多くなりそうだ。北海道や東北北部では晴れ間があるものの、北陸や山陰では雪や雨の降る所がある見込み。

　日中の気温はきのうと比べると高い所、低い所それぞれだが、北よりの風が吹くため、数字よりも寒く感じられそうだ。
（気象予報士・多胡安那）