米航空2社、保有の「737MAX9」9割超の点検終了 運航再開

[ワシントン 5日 ロイター] - 米連邦航空局(FAA)は5日、ユナイテッド航空とアラスカ航空が保有するボーイングの旅客機「737MAX9」の約94%の点検を終了し、運航を再開したと発表した。

アラスカ航空が運航していた737MAX9が1月5日、飛行中に側壁が吹き飛ぶ事故が発生したことを受け、点検と運航停止が命じられていた。

FAAによると、ユナイテッド航空は保有する「737MAX97」79機のうち78機、アラスカ航空は65機のうち57機がそれぞれ運航を再開した。

FAAは先月終盤、ボーイングの「737 MAX」シリーズの生産拡大を認めない方針を示すと同時に、737MAX9は点検終了後に運航再開を認めると明らかにした。

© ロイター