レッドブルF1代表ホーナーが、従業員への“不適切な行為”で内部調査の対象に。本社は「深刻に受け止めている」

 レッドブル社は、レッドブル・レーシングの従業員がチーム代表クリスチャン・ホーナーから「不適切な行為」を受けたという訴えにより、調査を行っていると、オランダ紙『De Telegraaf』が伝えた。本社はこの件を非常に深刻に受け止めているという。

 この疑惑に対し、ホーナーは「これらの主張を完全に否定する」とコメントしている。一方、レッドブルの広報担当者は『De Telegraaf』に対し、調査を行っている最中であることを認めた。

「最近のある申し立てを認識した後、当社は独立した調査を開始した」とレッドブルのスポークスパーソンはコメントした。

「このプロセスはすでに進行中であり、外部の専門弁護士によって行われている。当社はこれらの問題を極めて深刻に受け止めており、調査は可能な限り早く完了する予定だ」

「現時点ではこれ以上コメントするのは適切ではない」

 2005年にレッドブル・レーシングが創設されて以来、ホーナーは代表を務め、輝かしい実績を挙げてきた。レッドブルは、2010年から2013年まで、4年連続でダブルタイトルを獲得。2022年と2023年もあわせて、合計6回コンストラクターズ選手権を制覇。ドライバーズタイトルは、計7回獲得している。

2023年F1第17戦日本GP 優勝したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とクリスチャン・ホーナー代表

「不適切な行為」の具体的な内容は分かっていないが、調査の結果によっては、ホーナーは何らかの処分を受ける可能性がある。

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