キャリー・マリガン、グレタ・ガーウィグ監督が『バービー』でノミネートされなかったことに「ショック」

キャリー・マリガンは、グレタ・ガーウィグが『バービー』で監督賞にノミネートされなかったことに「ショックを受けた」という。女性のエンパワメントをテーマに、マーゴット・ロビーがバービー役を演じた同実写映画は、ライアン・ゴズリングの助演男優賞と作品賞など8部門の候補に挙がっているものの、マーゴットとガーウィグは選出されなかった。

ネットフリックス映画『マエストロ:その音楽と愛と』でレナード・バーンスタインの妻フェリシア役を演じ主演女優賞にノミネートされているキャリーは、英タイムズ紙のインタビューでこう語っている。「とっても素敵なことよ。同僚から選ばれたんだから。素晴らしいわ」

そして、アカデミー賞受賞に関心がないという俳優は「100%嘘をついているわ」と指摘した。

またガーウィグが監督賞にノミネートされなかったことに関しては「グレタのことを思うととてもショックだわ。ノミネートされために、監督としてほかに何ができるか分からないもの。批評家から高い評価を受け、また世界中で驚くべき成功を収めたのにノミネートされないなんて」と語った。

一方マーゴットは、自身が主演女優賞の候補に入らなかったことに対して「悲しくない」として、同組合での『バービー』上映会の際に、「これほど祝福されていて、悲しくなんかなれないわ」「明らかにグレタは監督としてノミネートされるべき。キャリアに1度、人生に1度のことを彼女がやり遂げたことを考えればね。本当に。でも、全ての映画にとって素晴らしい1年だったわ」と語っていた。

2023年7月の公開時、『バービー』は15億ドル(約2228億円)の興行収入を記録した一方、13部門でノミネートされている『オッペンハイマー』は9億5000万ドル(約1411億円)に留まっていた。

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