改名効果、初場所で好成績 20歳花の海、幕下上位へ

大相撲初場所で対戦する幕下花の海(右)=1月、両国国技館

 改名の効果が早速表れた。大相撲の幕下花の海(20)=本名花房海、東京都出身、二所ノ関部屋=は本名の花房からしこ名を変え、初場所では西29枚目で6勝1敗の好成績。春場所(3月10日初日・エディオンアリーナ大阪)は幕下上位への躍進が見込まれ「このまま関取の座をつかみたい」と威勢良く語る。

 昨年九州場所は出だしから4連敗で負け越し、心機一転を図った。下の名前は字画を増やして松右衛門。師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)は「花、房、海と、しこ名らしい漢字で悩んだ。下の名前は相撲で下半身が安定することを期待した」と明かした。

© 一般社団法人共同通信社