新聞記事の音読などで脳を活性化 福島市で「たのしく健康!音読会」

新聞の音読や会話を楽しむ参加者

 新聞記事の音読などで脳の活性化を図る「たのしく健康!音読会」は5日、福島市の民報ビルで開かれた。

 福島民報社の主催、MIKAWAYA21の共催で、健康づくりを意識しながら新聞の音読や会話を楽しむ企画。県内から15人が参加した。福島医大医学部疫学講座の大平哲也主任教授がビデオメッセージで、音読の健康効果を説明。大きな声で読むことで、記憶力や集中力の向上、口腔(こうくう)機能の改善など期待できる効果を説明した。

 参加者はMIKAWAYA21のスタッフらと一緒に新聞記事を音読し、内容や感想などを話し合った。参加した相馬市の主婦、伊東たまよさん(71)は「口を大きく開け、しっかり発音することを心がけた。家族や身近な人に勧めたい」と笑顔で語った。

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