アジアカップ準々決勝後にドーピング検査室を1人で掃除、韓国代表DFの行動に称賛の声

4日、韓国メディア・アジア経済は、サッカー・アジアカップ準々決勝で豪州を破った韓国のDFキム・ミンジェがドーピング検査室の清掃を行っていたと伝えた。写真はアリアンツ・アレーナ。

2024年2月4日、韓国メディア・アジア経済は、サッカー・アジアカップ準々決勝で豪州を破った韓国のDFキム・ミンジェがドーピング検査室の清掃を行っていたと伝えた。

韓国代表は2日に行われた準々決勝で豪州を延長戦の末に2対1で下した。この試合の後、キム・ミンジェとMFイ・ガンインがドーピング検査対象者に指名された。今大会では試合終了後、各チーム2人ずつ計4人が検査を受けることになっている。豪州代表の2人、イに続き、最後に検査を終えたキムは検査室を出る際、散らばっていたタオルや間食のごみ、ペットボトルなどを片付け始めたという。

現場にいた韓国代表関係者によると、「ロッカールームを掃除してくれる人がいるから、早くシャワーを浴びて食事に行こう」と声を掛けたが、キムは掃除を続けた。「韓国人が食べた物も片付けずに帰っていったと言われるかもしれない。少しでも片付けよう」と言っていたという。この言葉に、チームドクターや関係者全員で、検査室内に豪州選手が残していったごみまで片付け、スタジアムを後にしたという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「さすが、人間性も最高だ」「ワールドクラスはやっぱり違う」「韓国代表が本当にワールドクラスになったという証拠だ」「サポーターのマナーも世界的なレベルになったし、昔とは違うね」「誇らしいキム・ミンジェ。そして韓国代表、ファイト」「彼こそ真の韓国代表だ」「ソン・フンミンが主将だから、他の選手もいい影響を受けている」「我々も見習おう」など、称賛のコメントが殺到している。(翻訳・編集/麻江)

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