ニセ電話詐欺を防止 コンビニ店に感謝状 長崎・江迎署

感謝状を受けた三川さん(江迎署提供)

 ニセ電話詐欺被害を防いだとして江迎署は1月30日、デイリーヤマザキ北松浦江迎店に署長感謝状を贈った。
 同署などによると1月16日、長崎県佐世保市内の70代男性がパソコンでインターネットを閲覧中、画面に「ウイルスに感染した」などの内容に加え、問い合わせ先番号が表示された。電話した男性は「修理に7万円必要」などと告げられ、同店を訪問。電子マネーを購入しようとした。男性から事情を聴いた店長の三川陽子さん(49)らが詐欺を疑い、男性と一緒に同署に相談に行った。
 三川さんは「被害を防止できて良かったと思う一方、いまだにこうした事案が起きてしまうのか」と実感したという。「今後も詐欺に限らず、お客さんへの声かけをしていきたい」と語った。

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