森氏が出馬表明 4月の壱岐市長選 長崎県

森俊介氏

 任期満了に伴う長崎県の壱岐市長選(4月7日告示、同14日投開票)に元市議で会社経営の森俊介氏(39)が5日、無所属で立候補すると表明した。出馬表明は元市職員の篠原一生氏(46)、元市職員の出口威智郎氏(48)、会社役員の坂本和久氏(59)に続き4人目。
 森氏は相模原市出身。早稲田大人間科学部卒。民間企業などを経て2017年から3年間、壱岐市開設の企業相談所トップを務めた。20年同市長選に立候補し落選。21年同市議選に立候補し初当選し、今年1月に「一身上の都合」を理由に辞職していた。
 会見した森氏は、今期限りで勇退の意向を示している白川博一氏(73)=4期目=の市政運営について「ビジョンが見えず(市民に)不信感を与えている」と指摘。民間の視点も取り入れた行政改革を実施し、人口や観光客の増加を目指すとした。

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