原油先物ほぼ横ばい、米国務長官の中東歴訪注視

Stephanie Kelly

[6日 ロイター] - アジア時間序盤の原油先物はほぼ横ばい。ブリンケン米国務長官の中東歴訪に関心が集まっている。

ブリンケン氏は5日、サウジアラビアのムハンマド皇太子と会談した。イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止に向けてエジプトとカタールが先週提示した案はハマスの回答待ちとなっている。

0001GMT(日本時間午前9時01分)時点で、北海ブレント先物は0.02ドル安の1バレル=77.97ドル、米WTI先物は0.03ドル安の72.75ドル。いずれも前日は約1%高と4営業日ぶりに上昇していた。

市場関係者は6日発表される民間の米石油在庫統計も注視している。ロイターがまとめたアナリスト5人の予想によると、2日までの1週間の原油在庫は約210万バレル増加する見通し。

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