ケンコバが語った吉本&松竹の大阪“抗争状態”時代 松竹近くの飲食店に行くと「何してんじゃ、コラァ!」

ケンドーコバヤシが、2月3日放送の『Midnight World Cafe~TENGA茶屋~』(FM OSAKA)で、若手時代の大阪での吉本興業と松竹芸能の“抗争状態”について語った。

吉本興業の劇場でのお笑いライブに、他事務所の芸人の出演を見合わせるとの情報が一部の芸人などから語られ「吉本鎖国」などと呼ばれ、騒動になっている。

その点について、ケンコバは自身の若手時代について、松竹芸能の近くにあった飲食店には入れなかったことを回想。その店に足を運ぶと「俺ら(吉本の芸人が)行ったら、(解散したコンビ)のイズさんとか、TKOさんが『お前ら、何してんじゃ、コラァ!』言うて。殺されるところやったから」と、緊張状態だったという。

さらに「1回、2丁目劇場(かつてあった吉本興業の心斎橋筋2丁目劇場)の近くに『みつや』って喫茶店、あって。そこで松竹の若手が4人でキャッキャ言うてるって、(吉本の芸人が)棒持って、みんな走っていったことあった」と、逆に吉本の劇場の近くに松竹の芸人が来ることも許されない状況だったことを明かした。

「吉本と松竹の緊張関係については、麒麟・川島明さんが2023年4月25日放送の『証言者バラエティ アンタウォッチマン!』(テレビ朝日系)で話していました。

当時について『いまほど吉本と松竹が仲よくなかった。松竹さんのなかでもおもろい、なすなかにし、チョップリン、せんたくばさみが、吉本がいままで獲ってきた賞を獲って、若手のなかではバチバチだった』と語っていました。

また、今回の『吉本鎖国』については、2月2日の『スポニチアネックス』で、劇場を統括する劇場本部本部長で代表取締役副社長の奥谷達夫氏が《“鎖国”みたいな噂が広がっているが、他社と一切交流を持たないということではありません》と否定。《若手の一部劇場に関して、他事務所の才能ある方に甘えすぎていた部分がある。そこはわきまえて戻そうということ》と、他事務所の芸人の出演が増えすぎていたのを一部、セーブするというのが真相のようです」(芸能ライター)

各事務所、切磋琢磨し合いながら共存共栄してもらいたい。

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