ホーム戦限定で乗り放題! V長崎の観戦切符が登場 長崎-諫早間、JR九州と企画

一日駅長に就任し出発の合図をする高木氏(中央)とヴィヴィくん=長崎駅

 サッカーJ2、V・ファーレン長崎(長崎県諫早市諫早市)とJR九州(福岡市)は、V長崎のホーム戦開催日限定で諫早-長崎間が乗り放題となるサービス「V-iCOOCA(ブイイコーカ)」を共同企画した。シーズンシート購入者に、3000円(小学生1500円)で販売している。
 長崎市に建設中の複合施設「長崎スタジアムシティ」の開業を前に、市民のサッカー熱を高めようと企画。JRと連携した乗り放題は、Jリーグクラブ初の取り組み。公共交通機関を利用して観戦する文化を育み、渋滞緩和を図る狙いもある。
 「試合に行こう!」とのメッセージを込めて名付けられたV-iCOOCA。交通系ICカードをイメージしたプラスチック製の観戦切符で、利用できるのは諫早市のトランスコスモススタジアム長崎でホーム戦がある16日間のみ。ICカードの機能はないため駅係員らに提示して使う。
 3日、V長崎の高木琢也取締役兼クラブリレーションズオフィサー(CRO)とクラブマスコット「ヴィヴィくん」が、長崎駅の一日駅長に就任し、同サービスをPR。高木氏は「たくさんの方に来てほしい。一緒に戦っていきましょう」と呼びかけた。
 販売は3月末までの予定。申し込みはV長崎のホームページか電話(0120.224.111)から。

© 株式会社長崎新聞社