あさま小菜の漬物作りが最盛期に 三重県伊勢市の伝統野菜 シャキシャキした食感が特徴 

三重県伊勢市で伝統の野菜「あさま小菜(こな)」の漬け込みが始まりました。

「あさま小菜」は伊勢市の朝熊山(あさまやま)のふもとで古くから栽培されるアブラナ科の野菜です。

伝統の方法であさま小菜のつけ込みを行っている、漬物店の林商店では、2月に入り作業の最盛期を迎えています。

あさま小菜の葉を選別しながら束にして、店に伝わる秘伝の塩水に漬け込んでいきます。

その後、素手のまま絞りと水洗いを繰り返してアクを抜き、色鮮やかになったところで袋詰めします。

あさま小菜は鮮やかな緑色とシャキシャキした食感が特徴で、地元ではご飯のお供として親しまれています。

農家の高齢化により生産量も次第に減少していて、ことしは2月中旬までに1000束をつけ込むということです。

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