足銀、QRコードで地方税納付サービス 対応ATMを導入 本年度内に全店舗整備へ

足利銀行

 足利銀行(清水和幸(しみずかずゆき)頭取)は5日、地方税の納付書に記載されたQRコードをATMで読み取り、納税できるサービスを始めたと発表した。対象のATMはQRコードの読み取り機能を搭載した機器で、顧客の利便性向上を図る。

 総務省は地方税の収納事務効率化の一環で、2023年4月からQRコードを活用した地方税の納付を始めた。足銀は同年9月、QRコードを読み取るマルチリーダを搭載したATMの導入を開始。QRコードをATMで読み取れば納税できるよう、システム面の準備も進めていた。

 QRコード対応のATMは24年2月5日時点で営業店76店舗に置く225台。3月末までに全111店舗352台で導入する見通し。

 納付の受け付けは、キャッシュカード(足銀口座)を使う場合が平日午前8時~午後9時、土日・祝日は午前9時~午後9時。現金での納付は平日のみで、午前8時45分~午後6時。

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