笑顔花咲く「150周年フェス」 児童や地域住民 多彩な催し楽しむ 長崎・矢上小

笑顔で風船を放つ児童たち=長崎市立矢上小

 3月に創立150周年を迎える長崎市立矢上小の「150周年記念フェス」が4日、矢上町の同校運動場であり、児童や地域住民らがお笑いや音楽ライブを楽しんだ。
 1月に同校主催の式典があり、今回は矢上みらいまちづくり協議会(加藤明会長)が地域の元気とパワーを発信しようと企画した。
 運動場には出店が約20店並び、ステージではコーラ早飲みクイズ大会や抽選会など、参加者が楽しめる催しがめじろ押し。ロックバンド「FUNKIST」や「あたりまえ体操」で人気のお笑いコンビ「COWCOW」らゲストのステージには大勢が詰めかけた。
 同校150周年記念事業実行委の泉田直機委員長は「学校スローガンの通り地域の皆さんと『笑顔が花咲く』1日になった。今後も楽しく過ごせる地域づくりを進めたい」と話した。
 最後は、メッセージカードを結んだ色とりどりの風船500個を空に放ち、全員で見送った。6年の鈴木愛梨さん(11)は「学年も性別も関係なく仲良しの学校。有名人が来てくれて、みんなでわいわい楽しめた」と満足げに話した。

© 株式会社長崎新聞社