5年前の大規模買収事件で服役し、仮釈放された河井克行元法務大臣が県内で「お詫び行脚」を始めたことがわかりました。
広島市に住む元後援会員の男性によると、河井元法務大臣は4日男性の自宅を訪れ一連の買収事件について「申し訳なかった」などとお詫びを繰り返したということです。
河井元大臣はかつての地盤だった広島3区の支援者らを訪問しているとみられ、5日訪問を受けた元安芸太田町議の矢立氏によると「申し訳ない」とお詫びを繰り返し、短時間で帰ったということです。
矢立氏は「とにかくびっくりした。こちらから話すことは何もなかった」と話しました。
河井元大臣は、5年前の参院選を巡り、県内の議員らを買収したとして懲役3年の実刑判決を受け、去年11月に仮釈放されていました。
(2024年2月6日)