1試合平均「4.5」ゴール!…熱戦続出のプレミア第23節、現行体制での最多記録を更新

プレミアリーグ第23節が現地時間5日に行われ、マンチェスター・シティがブレントフォードに3-1で勝利した。

敵地に乗り込んだマンチェスター・シティは21分に先制を許すも、前半終了間際にこぼれ球に反応したイングランド代表MFフィル・フォーデンが同点ゴールをマーク。同選手は53分にベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネのクロスに頭で合わせて追加点を挙げると、70分にはドリブルで相手守備陣を切り裂きハットトリックを達成。チームはリーグ戦5連勝を記録し、首位リヴァプールとの勝ち点差を暫定で「2」に縮めた。

現地時間3日に行われたルートン・タウンvsニューカッスル(4-4)や、4日のチェルシーvsウルヴァーハンプトン(2-4)など大量得点が目立った今節のプレミアリーグ。マンチェスター・シティvsブレントフォードの一戦で合計4ゴールが生まれたことにより、今節10試合での合計ゴール数は「45」に到達した。実に1試合あたり「4.5」ものゴールが生まれた計算となる。

データサイト『Opta』によると、これはプレミアリーグが20チーム制になった1995-96シーズン以来の1節あたりの最多ゴール記録だという。また、22チーム制だった期間を含めても、1992-93シーズン第42節の「53」ゴールに次いで2番目に多い記録となっている。なお、プレミアリーグ公式サイトによると、開幕からここまで行われた合計228試合において既に「730」ゴールが生まれているとのこと。1試合平均は「3.2」となっており、仮にこのペースが続けば今シーズン終了時点でのゴール数は「1216」になるという。

3位アーセナルが首位リヴァプールを3-1で下したこともあり、ますます混戦模様となったプレミアリーグ。今後の戦いにも注目が集まる。なお、今節の結果は以下の通り。

◼︎第23節󠁮󠁧󠁿結果
エヴァートン 2-2 トッテナム
ブライトン 4-1 クリスタル・パレス
ルートン・タウン 4-4 ニューカッスル
バーンリー 2-2 フルアム
シェフィールド・ユナイテッド 0-5 アストン・ヴィラ
マンチェスター・ユナイテッド 3-0 ウェストハム
チェルシー 2-4 ウルヴァーハンプトン
ボーンマス 1-1 ノッティンガム・フォレスト
アーセナル 3-1 リヴァプール
ブレントフォード 1-3 マンチェスター・シティ

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