「本当に運が悪かった」香港での試合欠場が大騒動に…メッシが改めて謝罪し理由を語る「サウジアラビアで内転筋に違和感が」

内転筋に違和感があるとしたリオネル・メッシ[写真:©超ワールドサッカー]

6日、東京都内で来日したインテル・マイアミが7日に控えるヴィッセル神戸とのプレシーズンマッチに向けた記者会見を実施。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが登壇した。

メジャーリーグ・サッカー(MLS)の新シーズン開幕に向けてプレシーズンマッチを戦っているインテル・マイアミ。サウジアラビアではアル・ヒラルとアル・ナスル、香港では香港選抜チームと対戦した。

記者会見には当初予定されていたデイビッド・ベッカム共同オーナー、元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツ、スペイン代表DFジョルディ・アルバ、スアレス、ヘラルド・マルティーノ監督は急遽登壇を取りやめ。メッシのみが現れた。

そのメッシは、香港で行われた香港選抜とのゲームを欠場。裏切り行為だとして香港政府までもが抗議するなど、大きな騒動に発展していた。

改めて香港での試合に出場しなかったことを謝罪。コンディションの問題があったとし、いつか香港でも試合をしたいと語った。

「本当に運が悪かったと思う。サウジアラビアでの1試合目で内転筋に違和感を覚え、2試合目は状態のチェックという意味で終盤に少し出場した」

「MRIを撮った結果、ケガということではないが、違和感が続いており、香港では多くの人に集まってくれていたのでプレーしたかったが、残念ながら難しいということになった」

「こうしたことはサッカーにつきもの。香港のことは残念であり、楽しみにしていた方がたくさんいたので、何らかの機会を設けて香港でプレーできればと思っている」

なお、7日の神戸戦に関しては「ここ数日よりは良くなっている」と違和感も和らいでいるとした一方で、「今日の午後のトレーニングで改めて自分のコンディションを把握していく」と、動いてみての状態次第だとした。

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