【交通死亡事故】名古屋市で連続発生 多発警報延長[2/6-/12]半月強に計7件7人に

愛知県名古屋市で1月18日からの9日間に計3件3人の交通死亡事故発生を受け、1月29日から2月5日まで、2024年初となる「交通死亡事故多発警報」が発令されていましたが、2日早朝に緑区で、3日朝に西区で自転車死亡事故が連続発生したことを受け、名古屋市長は警報発令期間を6日から12日まで延長しました。
なお、3日未明に千種区で、5日朝に緑区で歩行者死亡事故も発生し、18日間に計7件7人に達しています(このほか3日早朝に昭和区で乗用車単独死亡事故も発生、死因調査中)。

なお6日現在、名古屋市内での2024年交通事故死者は計8件8人(前年同期比+6)、うち65歳以上の高齢者は3人(+2)です。


■名古屋市内での2024年交通事故死者数(2月6日現在/計上日基準速報値[高速道路発生分を除く])
【月別】
・ 1月:4人(+2) うち高齢者1人(±0) 多発警報 01/29-02/05
・ 2月:4人(+4) うち高齢者2人(+2) 多発警報 02/06-/12

【区別】(*は高齢者)
・千種区  :2件2人(01/18、02/03*)
・緑区   :2件2人(02/02*、/05)
・昭和区  :1件1人(01/08)
・守山区  :1件1人(01/21)
・中川区  :1件1人(01/26*)
・西区   :1件1人(02/03)

※名古屋市における「交通死亡事故多発警報」発令基準
・10日以内に交通事故死者数が3人以上となったとき
・月間死者数が5人以上となったとき
・発令期間は発令日の翌日から7日間
 →期間中の交通事故死者数が2人以上となった場合、原則、最終日の翌日から7日間延長することができる
・2023年は4月、5月、7月、8月、10月、11月の6回発令

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