相鉄/「ゆめが丘ソラトス」7月オープン決定、110店舗先行発表

相鉄グループの相鉄アーバンクリエイツと相鉄ビルマネジメントは2月6日、相鉄いずみ野線 ゆめが丘駅前の大規模集客施設「ゆめが丘ソラトス」(横浜市泉区)が7月に開業することが決定したと発表した。

<ゆめが丘ソラトス>

同施設は、「ゆめが丘から生まれるローカルライフ、住まう・働く・訪れる。すべてのひとに届く、自分らしい“毎日”と深まる“満足”」をコンセプトとして、ゆめが丘周辺にある自然豊かで農業が盛んな地域資源を豊富に生かし、「食」「アクティビティー」「教育・文化」など、さまざまな体験ができる交流型集客施設を目指す。

約130店舗が出店予定で、同日先行して110店舗の概要を公表した。

1階は食物販ゾーンと飲食ゾーン、2階はファッションやライフスタイルに関連する店舗を中心に集積。3階は、10スクリーンの大型シネマコンプレックス「109 シネマズ」、関東初出店となるアミューズメントパーク「ASOBLE」、フードコートなどで構成する。

フードコートの横には相鉄線の電車が眺められる「station view terrace」(ステーションビューテラス)も配置。屋上には、相模鉄道キャラクター「そうにゃん」をモチーフにした遊具をそろえた広場「そうにゃんぱーく」を開場する。子どもたちが楽しく、のびのびと遊べる、そして子育て世代が交流できる場所を提供する。

1階食物販ゾーン「ゆめが丘マルシェ」は、こだわりある旬の食材に、「知る・食べる・買う」という3つの楽しみをさまざまな視点から展開する。スーパーマーケットには「そうてつローゼン」、生鮮3品では青果の「Mona Port(モナポルト)」、水産の「魚喜」、精肉の「ゆめが丘晃進」などがそろう。

1階飲食ゾーン「ソラトスダイニング」は、藤沢の人気店・隠れ里車屋の新業態「Kurumaya Grill」、ニコカンパニーの新業態「Loco’s Moco’s」が登場する。

3階に、全9店舗・約700席からなるフードコートがオープン。併設する「station view terrace」では、相鉄線の電車が走る様子や、晴れた日には富士山を眺めることもでき、外の眺望を見渡しながら食事を楽しめる。

関東初出店の「鶏山劇場」、横浜の人気店「花板食堂」など魅力的な店舗が多数そろう。

2階のファッションゾーンは、「アーバンリサーチ」、「ニコアンド」、「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル」などが出店する。

大型店ではユニクロ、GU、TSUTAYA BOOKSTORE、無印良品などがオープン。別館・「ゆめが丘ソラトス 2」では家電量販店「ヤマダデンキ」を導入する。

そのほか、地域交流体験スペースとして、シェアキッチン「ライブ キッチン ソラトス」(1階)を設置する。 「ゆめが丘マルシェ」に併設されており、生産者がレシピを紹介するイベントなどを開催。同じ考えを持った人々が集い、楽しい時間を共有するサードプレイスとしての空間を提供する。仲間との協業、情報交換、自然発生的コミュニティーが形成され、地域の発展・地域住民のつながりをより深めることを目指す。

交流空間「ソラトスルーム201」(2階)、「ソラトスルーム301」(3階)に設置する。催事、展示場、セミナーなど幅広い用途で利用できる。

<1階店舗>

<2階店舗>

<3階店舗>

※リリース発表の110店舗のうち、既出店舗以外の86店舗を記載。50音順。

■ゆめが丘ソラトス
所在地:泉ゆめが丘地区土地区画整理事業施行地区センター地区内(横浜市泉区)
着工日:2022年12月1日
開業日:2024年7月(予定)
街区面積:約4万3000m2
延床面積:約9万6800m2
店舗面積:約4万2700m2(約130店舗を予定)
規模:地上3階建、地上1階建+屋上駐車場、立体駐車場棟
事業主体:相鉄アーバンクリエイツ・相鉄ビルマネジメント

■「ゆめが丘のまちづくり」特設サイト
https://www.sotetsu.co.jp/future/yumegaoka/

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