<サッカー>日本代表選手の“反省の弁”に中国のサッカーファン感銘=「もし中国選手なら…」

サッカーのアジアカップで敗退した日本代表選手の反省の弁に、中国のサッカーファンが感銘を受けている。

サッカーのアジアカップで敗退した日本代表選手の反省の弁に、中国のサッカーファンが感銘を受けている。

カタールで開催中のアジアカップ。優勝候補の筆頭だった日本は3日に行われた準々決勝でイランに1-2で逆転負けを喫し、ベスト8で敗退した。

中国のスポーツメディア・直播吧は試合後の堂安律のコメントとして「前回のアジアカップからオリンピックとワールドカップと今回のアジアカップと、何一つ代表で成し遂げていない自分の不甲斐なさを感じている」との言葉を紹介した。

また、「ほとんどの選手がヨーロッパでやっていてパワーには慣れているはずなのに押し込まれた。見ている人もやられそうと思っていた中で、中の選手たちが声をかけきれなかった」「みんなが理解しているはずなのにやられた。何が理由か分からないが、負けに値した」といった反省の弁も伝えている。

これを見た中国のネットユーザーからは「謙虚さが人を進歩させる。日本サッカーがこれほど急速に進歩したのには理由がある」「日本には批判を受けとめ、絶えず進歩しようという野心がある。われわれの選手のようにメンツばかりを求めているわけじゃない」「中国選手でここまで(反省のコメントを)言えるやつはいるのか」などの声が上がった。

また、「中国選手にインタビューしたら、『試合に勝てなくて残念。たぶん細かいところがうまくできなかった。帰ってから総括する。次は良い試合ができるよう頑張る』としか言わない」「もう十分素晴らしい。中国代表の1億倍強い」「もし韓国ならまず審判を批判するだろう。これが日韓の違いだ」といった声も。

このほか、試合について「後半は全くボールをコントロールできていなかったのはなぜなのか」「今大会は選手同士のコミュニケーションが足りなかったように思う。背後から相手が来ているのに味方がコーチングせずにボールを奪われるとか」「この日本代表には頭脳がない。選手の技術や戦術はあるが、窮地に陥った時にリーダーシップを発揮できる選手、中田英寿や遠藤保仁のような選手がいない」などのコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)

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