中島健人が「ミッドサマー」のアリ・アスター監督にインタビュー。「一番緊張感のある時間でした」

Sexy Zone中島健人がMCを務めるWOWOWの映画情報番組「中島健人の今、映画について知りたいコト。」(毎月第2日曜午前0:00=前日の土曜深夜0:00)。2月11日放送・配信の第35回は、異色のスリラー映画「ミッドサマー」(2019年)を手掛けたアリ・アスター監督に、中島が緊急インタビューした模様をおくる。

「中島健人の今、映画について知りたいコト。」は、ハリウッドをけん引する映画監督やクリエーター、さらに世界へ羽ばたく日本の映画監督へのインタビューや映画制作現場の取材などを通じて、中島が知りたい“映画の今”について学ぶ、月1のレギュラー番組。

今回のテーマは「世界が注目する若き鬼才 アリ・アスター監督が語る“恐怖の美学”」。公開時に大きな話題を呼んだ「ミッドサマー」のアスター監督に、“恐怖を生み出す演出術”を聞き出す。さらに、映画の顔となる“タイトルデザイン”の制作現場を取材した際の様子も紹介する。

2月16日から最新作「ボーはおそれている」(原題:Beau Is Afraid)の日本公開が控えているアスター監督は、今世界が最も注目している監督の1人だ。そんな監督との対談で「彼は“トラウマ”というジャンルのスペシャリストだ。“トラウマ”を一つのジャンルにした方がいい」と中島が熱弁するほど、観客を怖がらせるために何を大切にしているかなど、“トラウマの名手”に深く切り込んだ貴重なインタビューとなった。

後半では、昨年の米・ロサンゼルスでのロケから、オンエアできなかったパートを放送。映画「リトル・マーメイド」(23年)、「ミッション:インポッシブル2」(00年)などのタイトルデザインを担当したガーソン・ユー氏に取材し、中島自らもタイトルデザインに挑戦する。ユー氏と息子のエイドリアン・ユー氏と共に作った「中島健人の今、映画について知りたいコト。」のタイトルデザインが、どんな仕上がりになるのかも必見だ。

アスター監督の取材を終え、中島は「監督インタビュー史上、一番緊張感のある時間でした。アリ・アスター監督は、作品のテイストから見ても分かるように、とても個性の強い方でしたが、質問に丁寧に答えてくださり、とても胸を打たれました」と感動。また、ユー氏に関しては「人柄がとてもすてきで、タイトルの派手さからは考えられないような柔らかい空気感に驚き、同じアジア人として、共に映画を盛り上げるということも約束しました。そして、今回はガーソンさんと息子のエイドリアンさんにタイトルバックを作っていただいたので、ぜひご注目いただきたいです!」とアピールしている。

なお、放送・配信に先駆けて、WOWOWオンデマンドでは、第35回のプロモーション映像を公開中。前回の韓国ロケの放送で未公開だった、「パラサイト 半地下の家族」(19年)の撮影場所で劇中のキャラクターになりきる中島の姿も。韓国ロケ全体を通じて感じた中島の思いも語られている。アジア人として、映画人としての、中島の今後の決意表明も見逃せない。また、WOWOW公式YouTubeチャンネルでは、ショートver.も楽しめる。

© 株式会社東京ニュース通信社