Jeffrey Dastin
[サンフランシスコ 5日 ロイター] - 米アルファベットは5日、国内でWi-Fi(無線LAN)やインターネット接続サービスをてがける傘下のGFiberについて、外部からの出資を求める方針を明らかにした。サービス地域の拡大が狙い。
GFiberは2010年に光ファイバー網を活用してインターネットの速度を100倍にする計画を打ち出した。現在までに15州で事業を展開している。
過去6年で顧客の数は3倍になったとロイターに明かした。23年にはさらに25以上の都市でサービスを提供する契約を結んだという。
アルファベットのルース・ポラット社長兼最高投資責任者(CIO)はロイターへの文書で、外部からの資本導入によりGFiberはより多くの地域でより優れたインターネット接続を提供できると述べた。
アルファベットは目標調達額やGFiberの評価額についてコメントを控えた。
関係筋によるとGFiberはすでに投資銀行と契約し、株式売却のプロセスを開始した。将来の目標はアルファベットから独立することだと述べた。