2月11日に開かれる白河だるま市を前に、福島県白河市のだるま店ではいま、だるまづくりに大忙しです。
眉が「鶴」、耳ひげが「松」と「梅」。顔の中に幸運を象徴するものが描かれた「白河だるま」。雪が降りしきる中、だるま作りに追われていたのは白河市で江戸時代から続く渡辺だるま店です。11日に開かれる白河だるま市に向けて、2週間ほど前から準備を進めてきました。6日も朝から最終段階の絵付け作業で大忙しでした。
Q.きょう何個くらい作る？ だるま作り1年目の職人「数え切れない・・・何百個。ついて行くのに必死です。がんばります」
今年は16種類あわせておよそ1万個のだるまを完成させる予定です。
渡辺だるま店・渡辺幸子さん「毎年お会いできるお客様もいるので、それを楽しみに用意しなくてはという思いがある」
一方、白河市の街なかではだるまのこんな楽しみ方が！
その数350個！ユニークだるまの展示会
佐藤玲奈アナウンサー「今にも動き出しそうな色鮮やかなだるま。こちらは前面本物のコーヒー豆で覆われただるま。ほんのりいい香りがします！」
この展覧会は、伝統ある白河だるまを県内外の人に知ってもらい愛着をもってもらおうと企画され、中学生から大人まで一般の人が絵付けしたユニークなだるまが展示されています。
集まったアートだるまはおよそ350個。その中から金賞に輝いたのが、猫がだるま型のバイクに乗っている姿が特徴の「猫式だるま王」です。だるまの形を生かしながら自由な発想でだるまの新たな可能性を引き出しています。このアートだるまは25日までマイタウン白河としらかわ観光ステーションで展示されいてます。
