立民・岡田幹事長「総理の判断で更迭を含めて考えるべき」盛山文科相に旧統一教会から選挙支援

立憲民主党の岡田克也幹事長(70)が6日、国会内での定例会見で、盛山正仁文部科学相(70)が2021年の衆院選で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の友好団体から選挙支援を受けたとの報道を事実上認めたことに対し「当然、総理の判断でしっかりと対応する。大臣の更迭を含めて考えるべきだし、更迭をしないというのであれば、説明責任を果たすべきは岸田総理だと思います」と述べた。

盛山氏この日の衆院予算委員会で、旧統一教会の友好団体主催の集会に出席し推薦状を受け取ったとの報道の事実関係を問われ「報道されているような写真があるのであれば、推薦状を受け取ったのではないかと思う」と答弁した。

岡田氏は「この前の選挙の話なので、覚えていないとか写真を見るならそうでしょうとか。かなり誠実さを欠いた答弁をしている。本来きちんと報告されていれば、文科大臣にならなかった可能性が高い」と批判した。

その上で「大臣の信頼性に相当疑問符がついた。しかも所管する大臣で、これから裁判所がどういう判断を下すかということになりますが、裁判所に対してもどういう資料を出すかという文科省の大臣が、統一教会とつながっていたというのはやはり信頼性を欠く」と指摘した。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

© 株式会社神戸新聞社