先発陣の軸として活躍が期待される楽天・早川隆久 大矢氏が語る今季の早川に課せられた課題とは?

◆ 「期待度が高いピッチャーだからこそ…」

昨年は前半戦で4勝を挙げるも、夏場以降はコンディション不良などもあり6勝にとどまった楽天の早川隆久について、5日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説陣が言及をした。

まず齊藤明雄氏は「彼は入団した時から2桁は絶対勝つ投手だと見てたんですけど、昨年も17試合で6勝7敗、96.2投球回と、やはりイニング数が少ないなと思いますね。見た感じ一回りも二回りも体が大きくなっていて、今季は規定投球回に到達して、2桁は勝ってほしいと思います。無駄な四球を出さないで投球してくれれば良いですね」とコメント。

また、同番組に出演した大矢明彦氏は「楽天は主力のピッチャーがだいぶ年を重ねているんですよ。田中将大と岸もそうですし、則本も抑えに転向するということで、やっぱり軸になる若手という面ではとても期待度が高いピッチャーなんですよ。この期待度の高さにどう応えていくのか、今年一年で早川に課せられた課題だと思います。勝ち星もそうですけど、試合数とイニング数でチームの柱だと言われるような働きをしてもらいたいですね」と早川の活躍に期待を込めた。

先発陣の高年齢化、さらには則本の抑え転向と、早川には新たな軸としての働きが求められる。早川だけではなく、荘司康誠や今季から先発転向の内星龍、さらにドラ1左腕・古謝樹など若手投手陣の活躍も期待したいところだ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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