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22年2月から約2年にわたってロシアの侵攻にさらされ続けるウクライナから国外避難した市民の帰還が進んでいる。同国の民間調査団体によると、昨夏までに6割以上が帰国。「家族に会いたい」「自分だけ逃げていてはいけない」―。それぞれの願いや決意を胸に、安全な避難先での生活をやめ、戦争が続く故郷に戻った。
ウクライナ出身の有識者らによる「Vox Ukraine」のアンケートによると、昨年8月時点で、避難者の63%が帰国していた。複数回答の理由は「ホームシック」が最多で58%。「祖国愛」が51%、「家族、親族ら愛する人に会いたかったから」が41%、「避難している後ろめたさ」が20%などだった。