リオネル・メッシがお目当てで決して安くはない料金を支払ったというファンも多い。だからこそ、スーパースターがプレシーズンマッチを欠場し、現地からは怒りや落胆の声が上がっている。
メッシが所属するMLSのインテル・マイアミは先週末、香港で地元の選抜チームとの親善試合に臨んだ。しかし、メッシは内転筋のケガが理由で出場できず。ルイス・スアレスもひざの問題で欠場した。
これを受け、メッシに大ブーイングが浴びせられ、香港政府が声明で失望を表明するなど、不満が募っている。
インテル・マイアミはその後、ヴィッセル神戸との対戦に向けて日本へと飛び立った。地元紙『South China Morning Post』によると、その様子を伝えたクラブのSNS投稿に、香港のファンからは批判が寄せられている。
【PHOTO】インテル・マイアミが来日！J１王者・ヴィッセル神戸との一戦に向け、前日記者会見を実施！
「詐欺チームだ。Bチームのプレーを見させるに過剰に払わせる」
「メッシと（デイビッド・）ベッカムは香港と中国本土に多くのサポーターがいる。だが、もうそうならないだろう」
「インテル・マイアミは最大の詐欺チームで、メッシを見るために大金を払わせながら起用すらしないでファンをバカにする」
「チケットを売るためにメッシの名前を使い、彼が出るとファンにウソをつくのはやめろ。レオ自身を傷つける。もうたくさんだ。あまりに多すぎる」
South China Morning Post紙によると、中には公平を期すためにメッシは神戸戦も欠場すべきという主張のファンもいるという。反対に、「犠牲者が増えないように」と、東京での試合にメッシが出ることを望むファンもいるそうだ。
インテル・マイアミは６日、記者会見に臨み、メッシも出席。香港での試合を欠場したことについて、違和感が続けていると説明し、「本当に残念だった」と話した。神戸戦については、「まだ分からない」としつつ、「状態は良くなっている」と述べている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
