バスケで防災学ぶ『そなえてバスケ杯』開催…前年B1優勝は千葉J「防災力を高めて」富樫勇樹も呼びかけ

Bリーグは2月6日、同日から3月24日の期間に『そなえてバスケ杯』と題したクラブ対抗戦を実施すると発表した。

Bリーグでは被災地支援だけでなく、防災というアクションを起こすことも重要だと考え、2023年よりバスケットボールを通じて防災意識向上を目指す「そなえてバスケ supported by 日本郵便」を開催。イベントの実施などをポイント化して競う『そなえてバスケ杯』第1回は、千葉ジェッツがB1優勝、福島ファイヤーボンズがB2優勝を果たした。

今年は、バスケと防災知識をかけあわせたクラブイベント「ディフェンス・アクション(防災バスケ)」と、LINEヤフーと共同で実施するヤフー防災模試を活用した「ファン防災アクション」の2つで得点を競うクラブ対抗戦を実施。また、Bリーグとクラブが防災クイズを発信する「防災SNSリレー」も行われる。

Bリーグの島田慎二チェアマンは、令和6年能登半島地震の被災者へお見舞いの言葉を送りつつ、「今年も本活動を通し、多くのファンや地域の皆さまに災害への知識を高めていただき、地域、そして日本全体の防災力を高める一助になりたいと考えております」とコメント。

前回B1優勝を果たした千葉Jの富樫勇樹は「今年は年明けから大きな地震があり、より防災意識を高めていく必要があると感じています。『そなえてバスケ杯』はバスケットボールを通して防災意識を高めていく活動です。クラブ・ブースターが一丸となって地域の防災力を高めていきましょう」とファンに呼びかけた。

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