三郷町長選挙 告示 新人2人が立候補

官製談合防止法違反の罪で在宅起訴された前の町長の辞職に伴う三郷町長選挙が6日告示され、2人が立候補しました。

立候補したのは届け出順にいずれも無所属の新人で、元大和郡山市議会議員の尾口五三さん(73)、元町議会議員の木谷慎一郎さん(48)の2人です。三郷町長選では2010年5月以来の選挙戦となります。

尾口 五三さん

「みなさん、この選挙は腐敗を一掃して、不正のないガラス張りの町政にできるかどうかです。最後まで全力で頑張りますのでよろしくお願いします。」

共産党推薦の尾口さんは、不正のない公正な三郷町政の実現のほか、低所得者の介護保険料の軽減や学校給食費無償化など、福祉と暮らし最優先のまちづくりを訴えます。

木谷 慎一郎さん

「まずは失われてしまった三郷町政に対する信頼を 取り戻していかなければならない。多くの人との対話を重ね、自分の頭で考えそしてしっかり汗をかいて、これからの三郷町を形づくっていきたいと思っています。」

木谷さんはデジタル化による情報公開を推進し、入札制度の改革を実行するなど町政の健全な運営を行いたいと訴えました。ほかにも子育て支援や経済の活性化など「すこやか」なまちづくりを公約に掲げます。

三郷町長選挙の投票は2月11日に行われ、即日開票されます。

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