差別文言を言われたなどと男性に因縁をつけ、現金を脅し取ったとして、男が警察に逮捕されました。
恐喝の疑いで逮捕されたのは、広島県呉市本町に住む建設作業員の男(27)です。
警察によりますと、男は1月10日から13日までの間、3回にわたって、呉市阿賀中央5丁目の店舗でアルバイトの男性(44)に対し、「こっちは訴えようと思えば、訴えることもできる」「穏便に済ますこともできる」「訴えると、仕事を辞めんといけんで」などと言って、現金あわせて30万円を脅し取った疑いが持たれています。
男は、障害があるという趣旨の差別文言を言われて、精神的苦痛を受けたなどと男性に因縁をつけたとみられています。
調べに対し「30万円を受け取ったことは間違いないが、脅してはいない」と供述し、容疑を否認しているということです。
警察が事件の詳しいいきさつを調べています。