瀬戸内海の海ごみ問題を解決しようと、岡山・香川・広島・愛媛の4県が合同で海岸の清掃を行うイベントが広島県江田島(えたじま)市で開かれました。日本財団と、瀬戸内海に面する4つの県による「瀬戸内オーシャンズX」が開いたイベントです。
会場となった江田島市の海岸には、それぞれの県で海の清掃活動に取り組む19団体の47人が集まりました。
牡蠣の養殖が盛んな江田島市では、イカダを浮かせるためのフロートが海岸に流れついてごみとなっていることが問題視されています。
この日は多くのプラスチックごみが回収されました。
(岡山から参加 一般社団法人みんなでびぜん 杉本宗一事務局長)「発泡スチロールが粉々になってマイクロプラスチックになっている状況が、岡山の海岸とは違うなと思った。各県の方と連携して瀬戸内海のごみをなくしていきたい」
イベントでは、それぞれの団体の取り組みについて知り、瀬戸内全体での清掃活動を広げていこうと意見交換会も開かれました。