ヘンリー英王子がロンドン到着、がん診断の国王訪問 首相は定例面会継続

Michael Holden Sarah Young

[ロンドン 6日 ロイター] - 米国在住のヘンリー英王子は6日、がんと診断された父親のチャールズ国王(75)を訪ねるため、ロンドンに到着した。

関係筋によると、兄のウィリアム皇太子と会う予定はないという。王室メンバーとの不仲が報じられているヘンリー王子は約4年前に公務から退いている。

また6日には、王室の邸宅クラレンス・ハウスから車でバッキンガム宮殿に移動するチャールズ英国王が、車内から笑顔で通行人に手を振る姿が見られた。

スナク英首相は6日、チャールズ国王ががんと診断されたことについて、がんは早期発見で、国全体が完全な回復を望んでいると述べた。

スナク首相は、国王のがん罹患の報に「ショックを受け、悲しんでいる。われわれの思いは国王とその家族と共にある」とし「幸いなことに(がんは)早期発見だった」とBBCラジオに語った。

国王とは定期的に対話しているとし、「それはこれまでと同様に続ける」と述べた。

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