化粧品販売への投資名目で得た646万円、犯罪収益と知り受け取った疑いで男逮捕

京都府警本部

 化粧品販売事業への投資名目で高齢者らに多額の出資をさせたとされる事件で、京都府警生活保安課と下京署は6日、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)の疑いで、長崎県対馬市、会社役員の男(42)を逮捕した。

 逮捕容疑は、2021年5~11月ごろ、知人の会社役員の被告(57)=出資法違反などの罪で起訴=らが化粧品販売事業への投資名目で得た預かり金646万円を犯罪収益と知りながら、7回にわたって受け取った疑い。「犯罪で得た金とは知らなかった」と容疑を否認しているという。

 府警は昨年11月、「中国で化粧品が売れ、配当が出る」などのうたい文句で出資者を募ったとして、被告ら男女6人を出資法違反の疑いで逮捕していた。

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