「美味しいですよ、ほっぺた落ちそう」浜松餃子が3年ぶりに日本一に返り咲いた理由 総務省家計調査ギョーザの年間購入額

総務省は2月6日、2023年の1年間の「ギョーザの年間購入額」を発表しました。
浜松市は3年ぶりの首位奪還をかけました。

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<清水英之記者>
「午前8時半です。今からギョーザの購入額が発表されるということで多くのマスコミが詰めかけています」

結果を最初に見た浜松市の職員は、驚きの表情になりました。

<浜松市の職員>
「浜松市1位です。よかったね」

2023年の1年間の浜松市のギョーザ購入額は4041円。2020年以来、3年ぶりに全国1位に返り咲きました。

2位の宮崎市(3497円)と3位の宇都宮市(3200円)に500円以上の差をつけて首位を奪還。浜松市の1世帯あたりのギョーザ購入額は、前回の3435円から606円も上回りました。

<浜松市 観光・シティプロモーション課 須藤俊英課長>
「具体的に何をこうどうかしたというわけではないんですけども、浜松市民のひとえに餃子愛というものが結実したんではないか」

浜松市は近年、宮崎市と宇都宮市でトップ3の争いを繰り広げています。2020年のギョーザ購入額は、宮崎市と宇都宮市を抑え1位でしたが、その後、3位だった宮崎市が2年連続王者に。浜松市は2022年の購入額で初めて3位に陥落します。

しかし今回、3年ぶりに1位に返り咲きました。

今回の結果について、浜松市は、B1グランプリなどの全国のイベントに積極的に出店し、地道なPR活動が実ったのではないかと話しています。

この調査では、お店での消費は含まず、スーパーなどで購入したお持ち帰りギョーザが対象ですが、この吉報を受け、浜松ギョーザの名店からも喜びの声が聞かれました。

<五味八珍 三島店 中村太一店長>
「去年は、宮崎県に抜かれて3位という順位に甘んじてたので。今回、1位を奪還できたのでとてもうれしいです」

<客>
「餃子美味しいね」

店を訪れていた地元のお客さんに1位に返り咲いた理由を聞いてみると。

<地元客>
「僕らがたくさん食べてるからね、もうそれしかないですよ」
Q.浜松餃子は美味しいですか?
「美味しいですよ。ほっぺた落ちそう。みんな頑張って餃子食べたんじゃないですかね。週に1回くらいは食べます。」

<五味八珍 三島店 中村太一店長>
「浜松餃子を県外の方に食べていただいて、美味しさを知っていただきたいなと思います」

浜松市は、2014年から3年連続、2018年、2020年にも1位となり、宇都宮市ともデッドヒートを繰り広げてきました。浜松の皆さん、2024年は餃子をいっぱい食べましょう。

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