王毅・共産党中央政治局委員・外相は５日、北京でノルウェーのアイデ外相と会談した。
双方は最近の中東情勢について踏み込んだ意見交換を行い、次のように一致して確認した。ガザの即時停戦を実現し、人道援助を大幅に増やすことを認め、各方面が共に努力し、衝突による外部への影響波及を防ぎ、拘束されている人を即時に解放するよう呼びかける必要がある。双方は国連と国連パレスチナ難民救済事業機関〈ＵＮＲＷＡ〉の調査を歓迎する。同時にＵＮＲＷＡがガザと中東地域で重要な人道活動を継続することを認め、援助国がＵＮＲＷＡに対する支援を一時停止しないよう促さなければならない。双方は次のように確認した。パレスチナ自治政府に対する支援を強化する必要がある。「二国家解決案」に向けた政治プロセスを始動し、イスラエル人民とパレスチナ人民がともに平和で安全な生活を享受できるようにしなければならない。双方は中東情勢のエスカレートによる外部への影響波及に懸念を表明し、意思疎通を続けることで合意した。〔北京２月５日発新華社＝中国通信〕
