インドネシア国籍の男2人再逮捕 無免許の不法滞在者らに車を貸与した疑い 群馬県警

群馬県警が押収した車検証や書類

 無免許と知りながらインドネシア人に車を貸し出したとして、群馬県警外事課と伊勢崎署などは6日、道交法違反(無免許運転車両提供)の疑いで、いずれも同国籍で、栃木県佐野市の会社員男(45)と、同市の職業捜査中の男(51)を再逮捕した。会社員男は自分名義の乗用車約150台を所有し、東毛地域や栃木県などで無免許の不法滞在者らに貸し出していたとみている。

 再逮捕容疑は共謀して昨年8月22日午後9時半ごろ、群馬県伊勢崎市の同国籍男(27)=入管難民法違反容疑などで逮捕=が無免許と知りながら、佐野市内の駐車場で会社員男名義の軽乗用車を貸し出し、同年12月4日、伊勢崎市の男が市内で運転した疑い。

 県警によると、いずれもと容疑を認めている。2人は会社員男が首謀し、もう一人が補助していたとみている。

 昨年10月、県警に情報提供があった。1月17日に会社員男を無免許の2人に車を貸し出した道交法違反容疑、もう一人の男を入管難民法違反(不法残留)容疑で逮捕していた。

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