天皇誕生日の一般参賀実施 宮内庁発表

 宮内庁は6日、今月23日の天皇誕生日の一般参賀を例年通り実施すると発表した。1月2日の新年一般参賀は、元日に発生した能登半島地震の被害を考慮し、天皇、皇后両陛下の意向を踏まえて中止していた。宮内庁は今回開催を決めた理由について「天皇陛下が国民から祝賀を受けられる大切な行事で、総合的に判断した」とした。

 23日の一般参賀は、両陛下や皇族が皇居・宮殿の長和殿のベランダに立ち、陛下が集まった人たちにあいさつをする。午前10時20分、同11時、同11時40分の計3回を予定し、新型コロナウイルスの感染対策として、入場は1回当たり最大2万人程度とする。事前の申し込みは必要ない。

 午後は宮内庁庁舎前で記帳を受け付ける。

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