【速報】たいまつ手に駆け降りる 和歌山「お灯まつり」

和歌山県新宮市の神倉神社で6日、伝統の火祭り「お灯まつり」があり、白装束の男衆が燃えさかるたいまつを手に山の急な石段を駆け降り、暗闇に炎の帯を浮かび上がらせた。 男衆は、腰に荒縄を巻き、わらじ履きの勇ましい姿で山の頂付近にあるご神体の「ゴトビキ岩」前に集合。お灯まつりは約1400年の歴史があるとされ、国の重要無形民俗文化財に指定されている。新型コロナウイルスの影響で2021年から神事のみ行われ、石段を駆け降りるのは4年ぶり。

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