石川県珠洲市の寺家漁港で、復旧作業に精を出す漁師の九千房信雄さん(?)。地震発生直後、漁港近くの自宅から高台に避難してすぐ、津波が押し寄せてきた。漁港がのみ込まれる様子を目の当たりにし、「信じられないことが起きてしまった」とあぜんとなった。漁船が新潟県まで流された仲間もいるという。「今の時期は、メバルやアジが取れるんだよ」とぽつりとこぼし、仲間とともに作業を進めた。「また海に出られるように」。
【速報】「また海に出られるように」 能登半島地震、漁師が漁港の復旧作業
- Published
- 2024/02/06 23:01 (JST)