バルセロナの逸材CBクバルシにプレミア勢が熱視線…現状での契約解除金は?

去就に注目集まるクバルシ[写真:Getty Images]

バルセロナのU-17スペイン代表DFパウ・クバルシ(17)にプレミアリーグの複数クラブが獲得の動きを見せているようだ。『ESPN』が報じている。

2018年にジローナのカンテラからラ・マシア入りしたクバルシ。昨年にプロ契約を締結すると、フベニールAでのプレーを経て今シーズンはバルセロナ・アトレティックを主戦場にプレーしている。

さらに、184cmのクレバーなセンターバックは今年1月のコパ・デル・レイのウニオニスタス戦で16歳でのファーストチームデビューを飾ると、直後のレアル・ベティス戦ではラ・リーガデビュー。ここまでトップチームで公式戦6試合に出場している。

その逸材に関してチャビ・エルナンデス監督は、「すでに自分の年齢よりもはるかに年上のプレーヤーのようなプレーをしている」、「ラミン(・ヤマル)と同じように、彼は一時代を築くことになるだろう」と、その将来性に太鼓判を押している。

バルセロナは当然のことながら、その逸材との条件面を改善した新契約に向けた話し合いをすでにスタートさせている。だが、ここ最近の目覚ましいパフォーマンスによって条件面に関する「出発点が変わった」という。

そのため、引き続き財政面に問題を抱えるクラブの交渉はより複雑なものになっている模様だ。

そういったなか、プレミアリーグの複数クラブは契約解除条項が1000万ユーロ(約16億円)程度と言われる逸材の確保に向けた動きを見せており、バルセロナとしてはより新契約締結を急ぐ必要が出てきている。

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