一関の特産品学ぼう 工場見学や製作体験 4コース設定 おもしろ館バスツアー・3月27日

 一関市内の小学4~6年生を対象にした来て・見て・発見一関おもしろ館「春休み体験バスツアー」(実行委主催、岩手日日新聞社など後援)は、3月27日に市内で開かれる。同市の特産品を手掛ける事業所などを巡り、工場見学や製作を通じて特産品への理解を深める。

 小学生に地元の特産品の製作過程を学習する機会を設けることで、特産品に興味を持ってもらおうと開催。実行委は市内の特産品製造・小売業者らで組織され、バスツアーに加え、秋には体験イベントを開催するなど地域産業振興に取り組んでいる。

 バスツアーは、A(高長木芸、佐々木製菓、市博物館、道の駅厳美渓、京屋染物店)、B(世嬉の一酒造、松栄堂、あすみ工房・陶芸、サハラガラスパーク、佐々木製菓)、C(一関ミート、あすみ工房・コケリウム、紙すき館、石と賢治のミュージアム、猊鼻(げいび)渓)、D(あすみ工房・陶芸、道の駅厳美渓、高長木芸、市博物館、サハラガラスパーク)の4コースが用意され、定員は各20人計80人。当日は市総合体育館に集合し午前9時に出発。午後4時に同体育館で解散する予定。

 参加料4000円(体験材料費、昼食代など)。希望者は所定の申込書に必要事項を記入し、持参か郵送、ファクスで申し込むか、インターネットの専用フォームでも受け付ける。今月22日締め切り。

 問い合わせ、申し込みは市観光物産課=0191(21)8415、ファクス0191(31)3037=へ。

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